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井上治弁護士が、土壌汚染・地中埋設物のある不動産取引の予防法務に関するセミナーを行いました。

2014.6.4 | 講演・セミナー

井上治弁護士が、「土壌汚染・地中埋設物のある不動産取引の予防法務」と題するセミナーを行いました。

 

講演の概要は以下の通りです。

 

主催: 経営調査研究会

会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)

日時: 2014年6月4日(水) 13:30~16:30

講師: 井上 治 弁護士

 

 土壌汚染・地中埋設物のある不動産の取引に関する紛争は、近時、増加傾向にあります。賠償額の高額化や、問題となる争点の多様化も顕著であり、土壌汚染・地中埋設物のある不動産の取引に関与しようとする場合は、あらかじめ十分な予防策を採っておくことが望まれます。
 基本的な問題も含め、最新状況や実務の動向をアップデートしておくことは、不動産取引に関わる実務家にとって必須と考えられます。
 本講座では、多数の土壌汚染紛争解決を担当してきた経験に基づき、最新の実務や判例の動向を踏まえ、土壌汚染及び地中障害物に関して実務的に問題となりやすいトラブルスポットを明らかにした上で、紛争を予防するために留意すべきポイントについて、売り主、買い主のそれぞれの立場から分かりやすく解説します。
 

【講義概要】
1. 土壌汚染・地中埋設物取引・紛争の近時の傾向
  (1)紛争の多発化

  (2)賠償額の高額化

  (3)問題となる法的争点等の多様化

  (4)技術的事項の専門性・複雑化

  (5)予防法務の重要性の増加

2. 典型的に問題となる土壌汚染・地中障害物等

  (1)特定有害物質

  (2)ダイオキシン類

  (3)油類

  (4)産業廃棄物

  (5)地中障害物・埋設物

  (6)アスベスト(石綿)その他

  (7)液状化・軟弱地盤

  (8)放射性物質

3. 紛争における具体的問題点と予防のポイント

  (1)瑕疵担保責任関連

    ア. 隠れた瑕疵とは

    イ. 環境基準値と瑕疵(特定有害物質、ダイオキシン類)

    ウ. 自然由来と瑕疵(特定有害物質)

    エ. 瑕疵に該当するか(油類、地中障害物・埋設物、廃棄物、液状化等)

    オ. 瑕疵の判断時期(基準時)

    カ. 瑕疵についての善意・無過失

    キ. 責任制限特約・免責合意

    ク. 消滅時効・除斥期間

    ケ. 契約の解除

    コ. 損害賠償の範囲

  (2)債務不履行責任関連の法的紛争ポイント

    ア. (信義則上の)説明義務違反

    イ. (契約上・信義則上の)調査義務・除去義務違反

    ウ. 責任制限特約・免責合意

    エ. 消滅時効・除斥期間

    オ. 契約解除

    カ. 損害賠償の範囲

    キ. 瑕疵担保責任・不法行為との関係

  (3)債務不履行責任関連の紛争予防ポイント

 4. 予防法務まとめ

 ・事前調査の際の留意点

 ・契約交渉の際の留意点

 ・契約文言についての留意点

5. (参考)弊所における近時の主な取扱事案

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