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お知らせ・ニュース
News

2023.01.16講演/セミナー

影島 広泰弁護士が、世界各国の個人情報保護規制と社内体制構築の実務に関する講演を行いました。

関連弁護士

主催:プロネクサス
セミナー開催日時:2023/1/16(月)10:00 〜 2023/3/15(水)17:00(申込期限:2023/03/03(金))
会場:Webゼミ

世界各国の個人情報保護規制と社内体制構築の実務
~グループ内のデータガバナンス・コンプライアンス体制の構築~

セミナー概要

EU一般データ保護規則(GDPR)の下で個人データを域外移転するためのSCC(Standard Contract Clauses)、令和2年改正個人情報保護法の下での外国にある第三者への提供と外的環境の把握、中国個人情報保護法の下での越境移転規制への対応など、グローバルな個人データの取り扱いには様々な規制があります。

本セミナーでは、「第1部」で主要国の個人情報保護法制のうち民間企業に影響がある部分を解説した後、「第2部」として、グループ企業内でのグローバルなデータの共有・利用のための体制整備、契約書の締結、TIA(Transfer Impact Assessment)のやり方など、実務的に問題となるポイントへの対応を解説します。

講義内容

第1部 各国の個人情報保護法制

1.EU一般データ保護規則(GDPR)
(1) GDPRの適用がある場合とは
(2) GDPR遵守のためのポイント
・本人の同意・情報提供義務の注意点
・処理の根拠(なぜ、従業員の情報を同意で処理してはいけないのか)
・クッキー(Cookie)の取扱い
(3) 新たなSCCへの切替えのタイミングと実務
(4)課徴金の実例を踏まえた実務対応

2.米国の個人情報保護法制の動向と留意点
(1) FTC(連邦取引委員会)によるエンフォースメント
(2) カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)、プライバシー法(CPRA)への実務対応
・CCPAの適用がある場合とは
・CCPA対応のポイント
・CPRAによりCCPAのどこが改正されたか

3.日本の個人情報保護法とグローバル対応
(1) 外国にある第三者への提供の制限
(2) 現地法人と情報を「共同利用」することは可能か
(3) 令和2年改正法の下での国外移転の実務

4.中国の個人情報保護法(新法)
(1) 個人情報保護法、サイバーセキュリティ法、データセキュリティ法(2)外国への移転の条件

5. アジア諸国における個人情報保護法制の動向と留意点
(1) タイの個人情報保護法
(2) 韓国
(3) 台湾、シンガポール、マレーシア、香港、フィリピン
(4) インドネシア、ベトナム

第2部 企業グループ内のデータガバナンス・コンプライアンス体制の整備の実務

1. 海外現地法人を含むデータマッピングのやり方
2. グループ内のデータ移転契約(DTA:Data Transfer Agreement)のポイント
3. グルーバル版プライバシーポリシー策定のポイント
4. クッキーポリシー策定のポイント
5. 従業員等へのPrivacy Notice及び同意書
6. インシデント対応のルールの策定
7. 社内規程
8. 委託先との委託契約(DPA:Data Processing Agreement)のポイント
9. データ保護オフィサー(DPO:Data Protection Officer)、代理人の選任をどうするか
10. データ移転影響評価(TIA:Transfer Impact Assessment)
・外的環境の把握の実務