Interview

Interview

アソシエイト弁護士

小坂光矢Kosaka Mitsuya

世界中のデータプライバシー案件から
大型紛争まで多彩な案件を取り扱っています

裁判官になろうと考えて司法試験を受験する一方で、弁護士に志望を変える可能性も考え、弁護士事務所の就職活動も並行して行っていました。当時は特にこの分野の仕事をしたいという希望がありませんでした。そのため事務所が部門分けされておらず、いろいろな案件に関わることができそうな企業法務事務所にいくつかESを出しました。その中で、最初に内定をもらったのが牛島総合法律事務所でした。奇しくも当事務所には、司法試験受験後の1週間のサマーインターンに参加して事務所の雰囲気も何となく分かっていましたので、入所することを決めました。当時のことを振り返ると、弁護士になろうとは思っておらず、あまりよく考えずに入所を決めてしまったようにも思いますが、少なくともサマーインターンで考えていたイメージとは大きな違いを感じることなく働けています。

現在中心的に取り扱っているのは、データの取扱いに関連する業務です。グローバル企業に対し、国によって異なるデータプライバシー規制への対応方法についてアドバイスすることや、近年法改正などが活発に行われている個人情報保護法に関連するアドバイスをすることが中心です。他には、さまざまな規模の訴訟・紛争案件はもちろん、一般的な企業法務と言われている株主総会指導や取締役会の運営支援、M&A案件の他、企業が日々業務を行っていく中で生じるさまざまな法律分野の相談に対応しています。やりがいを感じるときは、訴訟・紛争案件が良い結果で終わったときや、依頼者から寄せられる相談内容を読み解き、依頼者が期待していた内容を超え、弁護士だからこそ気付くことができる解決策を提示することができたときです。

「せっかく牛島総合法律事務所の弁護士に依頼してくれたのだから、他の弁護士では得ることができなかった『プラスワン』を依頼者に提示したい」という意識が共通してあるように思います。事務所では豊富な文献ライブラリーを備えていますが、一方で取り扱っている業務分野が幅広く、また先進的な法律問題を尋ねられることも多いため、さっと調べただけでは解決策が出てこないこともしばしばあります。そのようなときに、より深いリサーチを行ったり、関連する資料を深く読んで思考や議論を重ねるということに重きを置いているのが特色のように思います。また訴訟や紛争において、良い前例がない場合であっても、依頼者の意向の下、悪い結果を恐れずに、信念に従って徹底的に戦うということが比較的多いのではないかと思います。そういう意味では「挑戦的」であるということも、当事務所の特色といってもよいかもしれません。

牛島総合法律事務所はおそらく外から見えているよりも遙かに自由で変化に柔軟な事務所です。シニアアソシエイトや若手パートナーを中心として営業活動が活発に行われており、実際に私が入所した頃は取り扱っていなかった業務分野が今では事務所の柱になっています。事務所としても、そのような営業活動は積極的に支援すると話しています。また、事務所で今取り扱っている仕事以外はしてはいけない、といった雰囲気もありません。将来的には、もっと弁護士の数も多く、幅広い分野を取り扱う事務所にしたいというパートナーの声も聞いています。さらに、IT環境や勤務環境の改善にも積極的であり、リモートワークの推進など、弁護士やスタッフが少しでも快適に働くことができるようにするための投資に余念がありません。経験が浅い時期にさまざまな法領域の案件に触れておきたい。そのうち、自分が興味を持った分野を見つけて弁護士として独り立ちしたい。そういう気概を持った方におすすめの事務所だと思います。

2022年1月時点の情報です