〒100-6114
東京都千代田区永田町2丁目11番1号
山王パークタワー12階(お客さま受付)・14階

東京メトロ 銀座線:溜池山王駅 7番出口(地下直結)

東京メトロ 南北線:溜池山王駅 7番出口(地下直結)

東京メトロ 千代田線:国会議事堂前駅 5番出口 徒歩3分

東京メトロ 丸の内線:国会議事堂前駅 5番出口
徒歩10分(千代田線ホーム経由)

お知らせ・ニュース
News

2019.06.07講演/セミナー

影島広泰弁護士が、SMBCコンサルティング主催のセミナーにおいて、情報セキュリティの法的責任と実務対応に関する講演を行いました。

影島広泰弁護士が「情報セキュリティの法的責任と実務対応」と題する講演を行いました。

 

講演の概要は以下の通りです。

 

主催: SMBCコンサルティング

日時: 2019年6月7日(水)14:00~17:00

会場: 三井住友銀行呉服橋ビル 東京都中央区八重洲1-3-4

講師: 弁護士 影島 広泰
 
相次ぐリスクにどこまで対応する義務があるのか

情報セキュリティの法的責任と実務対応

~個人情報・営業秘密・ノウハウの保護、サイバーセキュリティの最新対応~

 

【概要(狙い)】
大手企業などからの個人情報・営業秘密の漏えい事案が相次いでいます。また、これに呼応して、情報セキュリティに関して、近時、様々な指針・ガイドラインが公表・改訂されています。このように数多く公表されている指針・ガイドラインの相互の関係がどうなっているのか、そして、何にどこまで対応することが企業の義務なのか、整理がつかないままになっている企業が多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、情報セキュリティに関する事例と裁判例を紹介して、企業に法的義務として課せられている情報セキュリティとは何かを分析した上で、個人情報と営業秘密に関する法令・指針、サイバーセキュリティ経営ガイドライン、開示規制等に基づき、会社として情報セキュリティにどのように取り組む必要があるのかを実務的に解説します。

 

【プログラム】
1.事例で考える情報セキュリティ
1)ベネッセ事件の教訓と最高裁判決
2)近時の情報漏えいの事例
3)近時のシステム障害の事例
2.情報セキュリティと会社・経営者の責任
1)情報セキュリティの法体系と会社が備えるべき体制
2)裁判例から考える情報セキュリティと会社・取締役の責任
3)2017年11月改定の「サイバーセキュリティ経営ガイドラインver2.0」に基づいた社内体制と規程
3.個人情報の保護
1)個人情報保護法の基礎
●会社が負う5つの義務
2)ガイドラインに基づいた情報管理のポイント
3)委託先の監督を適切に行うための社内体制とは
4)個人情報取扱規程等のサンプルをベースにしたあるべき社内の組織体制の解説
4.営業秘密・ノウハウの保護
1)不正競争防止法の基本
●営業秘密・ノウハウは、法律上、どのように保護されているのか
2)営業秘密管理指針
3)秘密情報の保護ハンドブック
4)違反した場合に会社に課せられる罰則とは
5)営業秘密に関する契約書・誓約書等のサンプルの解説
5.サイバーセキュリティ
1)標的型メール攻撃
●出口対策
●万が一標的型攻撃にあってしまった時の対応(事前に全従業員に徹底しておくべきこと)
2)ランサムウェアの対策
3)IT統制
●「業務処理統制」と「全般統制」について、取締役として何をすべきなのか
4)有価証券報告書における情報セキュリティリスクの記載
5)クラウドを利用するさいのポイント
6)IoT機器のセキュリティのポイント
7)制御系システムのセキュリティのポイント