～JIS Q15001改定後の新しいプライバシーマーク構築・運用指針に対応した規程の整備と実務対応～

セミナー概要

近時、企業からの情報漏えいが増加していることもあり、個人情報保護に対する意識が一層高まっています。そのため、自主的に個人情報保護法で求められるものよりも高い保護レベルの個人情報管理体制を確立し、運用していることを示すことができるプライバシーマークの付与を受けておくことは、取引先や消費者との関係で有益です。そのような中、一般財団法人日本情報経済社会推進協会（JIPDEC）は、2023年12月25日、JIS Q15001:2023に準拠した新しい構築・運用指針を公表しました。2024年10月1日以降は改訂後の構築・運用指針に従ったプライバシーマークの付与審査が行われることになりますので、それ以降に申請や更新手続を行う事業者においては、早いうちから新しい構築・運用指針に従った対応を進めておくことが重要です。
本講では、新しい構築・運用指針の内容を概説するとともに、個人情報保護マネジメントシステムを構築・運用する上での実務上のポイントについて解説します。

講義内容

1. 個人情報保護マネジメントシステム（PMS）に関する基礎知識
2. 新しい構築・運用指針の概要
3. 構築・運用指針の改定を踏まえた実務対応のポイント