Interview

Interview

アソシエイト弁護士

上田朱音Akane Ueda

説明会やインターンを通じて感じた雰囲気や
規模感が自分に合っていました

私が牛島総合法律事務所への入所を希望した理由は、新人のうちからさまざまな業務分野に携わることができる点、および事務所の雰囲気が自分に合っていると感じた点にありました。私は、就職活動を行っている際に、「どのような弁護士になりたいのか」という点が具体的に定まっていなかったため、部門の垣根を超えたさまざまな業務に携わることができる事務所への入所を希望していました。そのなかで、法科大学院在学中に弊所のサマーインターンに参加し、事務所の雰囲気を感じる機会があったこと、部門制がとられておらず、さまざまな経験ができることから、弊所への入所を決めました。また、弊所の設備を見学した際に、アソシエイトであっても広い執務スペースがあり、充実したIT環境およびライブラリーなど、業務の効率化に必要不可欠な設備が整っていることも、弊所の魅力のひとつと感じていました。実際に入所した後も、弊所は想像以上に多様な業務分野を扱っており、慣れないことも多いですが、その分、自身の成長につながっていると感じられる場面が多いです。また、パートナーやアソシエイトを問わず弁護士間の距離が近く、業務量や希望分野についての情報共有も十分なされています。そのため、何か問題などが生じた際はすぐにパートナーや他のアソシエイトに質問しやすい雰囲気であることや、仕事が立て込んでいる際には弁護士間での仕事の調整・役割分担が行われることなどから、風通しの良さも感じています。

現在は、不動産の証券化関連の業務や、環境法、独禁法および下請法など、さまざまな法律に関する一般企業法務に携わることが多くなっています。不動産の証券化業務に関しては、主に契約書のレビューを行っています。司法修習中を含め、今まであまり触れたことのない分野であり、かつ、専門用語も多く、案件の全体像を把握するのに時間を要することも多いです。もっとも、依頼者、弁護士および相手方を含めた関係者全員が、共通の到達点に向かって交渉・準備を進めることで、大規模な不動産の開発や運営が可能となり、ひいては間接的に社会に貢献することができる、という魅力的な分野であり、その点にやりがいを感じています。一方で、環境法や独禁法・下請法など、さまざまな法律に関するご相談の対応においては、主に関係法令やガイドラインのリサーチ、依頼者の内部規則のレビューおよび行政機関との交渉などを行っています。企業法務においては、かかる法律以外にも毎日さまざまな法律に関するご依頼があるため、案件ごとに今まで検討したことのなかった法律のリサーチが必要となります。特に環境法関連法令は、制定年度が新しいものも多く、リサーチを行う際に相当程度の作業を要する反面、その分、新たな知見を得ることに対する喜びや、やりがいを感じる瞬間も多く、これからも頑張っていきたいと思う分野のひとつとなっています。

「完璧な仕事をする」という理念の下、依頼者のご依頼事項に真摯に応えるという点にあると考えています。具体的には、弊所は、依頼者に対して法律上の知見を回答するだけではなく、法律に基づき実際にどのような運用をとるべきか、現在の運用の問題点は具体的にどこにあるのか、などの視点を持ち、依頼者のご依頼事項に真摯に応えていくという姿勢を重視しています。私は以前、パートナーの先生から、このような姿勢が欠けているとのご指摘を受けたことがありましたが、このような姿勢を持った上でご依頼に対応することで初めて、弁護士として求められている役割を果たすことができると痛感しました。また、このように、依頼者のご依頼事項に真摯に応えていくためには、法令のリサーチや検討はもちろんのこと、弁護士間で十分な議論を行うことが欠かせません。弊所は弁護士の年次に関わらず自らの意見を述べることが重要とされているため、入所1年目の私であっても、会議では自分の意見を述べることを求められます。その際に、他の弁護士と意見が対立する場面においては、もちろん合理的な理由付けのない意見については不明点を指摘される一方で、入所間もない新人弁護士の意見が採用されることもあります。私自身も、実際の会議において自身の意見を合理的な根拠に基づき説明したところ、かかる意見が採用されたという経験があります。このような経験は、主体的に業務に携わる必要性、重要性や喜びを感じる貴重なものとなりました。

事務所を選ぶ際に、どのような要素を重視するかは人それぞれかと思います。この点、弊所は「経験豊富な先輩弁護士と近い距離で仕事をしたい」、「若手のうちから主体的に業務に当たっていきたい」、「充実した執務環境で、さまざまな業務に携わってみたい」、「業務に携わっていくなかで、自分の興味のある分野や得意分野を見つけたい」などのご希望がある方には、特におすすめの事務所であると思います。また、社会人にとって、職場は多くの時間を過ごす場所となるため、職場の雰囲気や、自分にとっての居心地の良さを重視される方は多いのではないかと思います。私の場合も、最終的に入所の決め手となったポイントは、事務所説明会やインターンへの参加を通して、このような弊所の雰囲気が自分に合っていると感じた点にありました。このことから、現時点では「どのような事務所に入りたいか」、「どのような事務所が自分に合っているのか」、ということが定まっていない方であっても、弊所にご興味を持っていただいた場合には、まず事務所説明会やインターンなどにご参加いただき、弊所の雰囲気を感じていただけますと、大変嬉しく思います。

2023年7月時点の情報です。