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パートナー弁護士

影島 広泰Hiroyasu Kageshima

「完璧な仕事をする」という理念を共有し、他の弁護士と切磋琢磨して
自己の能力を最大限発揮したいとの強い意欲を持つ
プロフェッショナルの集団です。

  • 当事務所の仕事の進め方の特徴は、案件ごとに最適なチームを組成する点にあります。いわゆる「部門制」はありませんので、クライアントから依頼を受ける度に、事務所の弁護士全員の中から最適な人材を選びチームをつくって案件に取り組んでいるのです。
    「最適な人材」というのは、年次が上がってくれば過去の経験や法的知識が重要な判断要素となりますが、若い弁護士においては、その案件に積極的に取り組みたいと考えているかどうかがとても重要であると思っています。ぜひやりたいと思っている人間が取り組むのが、クオリティにおいてもスピードにおいても一番良いですよね。現時点では、当事務所はそれほど人数が多いわけではありませんから、アソシエイトの先生が「自分はこういう案件をやってみたい、興味がある」と声を上げておけば、その種の依頼が事務所に来たときにアサインされる可能性が高いことは間違いないです。
    もちろん、仕事をしすぎて体調を崩したりすることがないよう、アソシエイトの先生方のワークロードはパートナーの間で共有されていますし、メンターの弁護士に相談することもできるようになっています。

  • チームの中では、期が一番若い先生が、その案件の「主任」として議論をリードする立場になります。当事務所では、若い弁護士が、大きな案件の全体が見えないまま、リサーチやインタビューなどの小さな作業だけをやらされ続けるというような事態にはなりません。大きな訴訟を例にとると、弁護士が何人も入って大きなチームをつくることになりますが、依頼者が持つ多くのドキュメントを精査して有利な資料・不利な資料をピックアップし、判例・学説を調べて、世の中にある経験則や事実関係を調査する作業は一番若いアソシエイトが行うことになります。もちろん、シニア・アソシエイトと相談しながら進めることになります。その上で、その結果に基づいて、チーム全体で、主張の戦略や裁判所に提出すべき証拠を検討していくことになります。したがって、当然のことながら、チーム全体での議論をリードするのは一番若いアソシエイトになります。パートナーは経験に基づいて「こういう証拠はないのか」、「こういう議論はできないのか」と問うことになりますが、それが可能なのか不可能なのか、さらなるリサーチが必要なのか、一番若いアソシエイトがいなければ議論が始まらないのです。もちろん、書面も、ファースト・ドラフトは一番若い弁護士がやります。それをチーム全体で議論してブラッシュアップして完成させていきます。

  • このように、若いうちは、ひとつの案件に対して徹底的に取り組むことが求められます。その結果、「この論点」・「この分野」については調査し尽くしていて、自分が日本で一番詳しいといえるようになると思います。また、3年目・4年目になり、シニア・アソシエイトになれば、自分よりも下の若い弁護士が調べてくれた結果を踏まえて、議論を進める役割も担うようになります。こうして何年か仕事をするうちに、極めて詳しい知識を持ち実務経験もある分野がいくつかできますので、そこから自分の専門分野を見いだしていきます。 このように、チームとして徹底的に調査・分析をすることで、圧倒的に優れた結果を出すというのが我々の目指すところです。我々が目指しているのは、日本で「一番」ではありません。by far the best in Japan─「圧倒的に一番」の法律事務所になることです。 ですから、我々が求めているのは、一生懸命仕事をする人です。ただ、仕事に一生懸命だからといって、仕事ばかりの人生を送ろうというのではありません。もし家庭を持っているのであれば家庭も大事にしたいし、自分自身の時間も大事にしたい。数年は育児に専念し、ある程度手が離れたところで半分くらいの時間は仕事に使い、手が離れればフルタイムで復帰する、そういう働き方をしている弁護士も多くいます。要は、仕事に一生懸命であることが必要なのであって、すべての時間を仕事に捧げるということではないのです。執務時間中は全力で仕事に取り組み、分野を限らず深い経験をしてきた戦闘力のある弁護士になりたいと考えている方には、ぜひ当事務所に入所していただきたいと考えております。