Interview

Interview

アソシエイト弁護士

近藤綾香Kondo Ayaka

部門制がなく、
若手が活躍できることが事務所の特色です

私が当事務所に入所したいと考えた主な理由は、部門性がなく、いろいろな分野の案件に携われることにありました。就職活動をする段階では、将来的に専門にしたい分野を決めきれておらず、いろいろな分野の実務を経験してみたいと思っていました。そのため、「一定程度の規模がある」「幅広い分野の案件を扱える」「部門性が採られていない」という弊所の特徴に、大変魅力を感じていました。実際に入所してみて、想像していた以上にいろいろな案件に携わることができました。案件の規模はさまざまですが1年目の1年間で10人以上のパートナーの先生方と案件で関わりました。分野としても多岐にわたり、これまでにまったく触れたことのない法律を扱うことも多いです。一方で、リサーチする時間も十分与えてくれるので、じっくりと勉強しながら新しい知識を吸収できる環境があります。また全員の顔が見え、誰がどのような案件をやっているのかが大体分かる規模感もちょうど良いと感じています。パートナーの先生方は、アソシエイトがどのような案件を担当しているか詳細に把握しているので、忙しいときは他の案件の作業を分担するなどして、業務量を調節してくれます。同じ案件にアサインされていない先生でも、自分が担当している案件に詳しそうな先生や以前同じような案件を担当されたことのある先生がいればアドバイスをいただくこともできます。自分が忙しそうにしているときに、落ち着いたらお疲れ会をしようなどと声をかけてくれる先輩もいて、とても良い雰囲気の中すごしています。

現在は、IT分野の案件に携わることが多く、システム開発訴訟やデータ関係の案件が業務の中心となっています。システム開発訴訟に関しては、専門的な知識が必要とされることが多いです。はじめは記録の内容を理解するのも一苦労でしたが、チームの先生方に教えていただきながら何とか頑張っています。これまでに触れたことのなかった分野について勉強することができて、少し世界が広がったような気がしています。また、データ関係の案件については、社会的にもホットな分野です。最先端の議論に参加できることに面白さを感じています。クライアントの中には、実際に自分が個人情報を提供しているような企業もあり、身近な問題として取り組むことができます。業務でやりがいを感じるのは、社会とのつながりを感じるときです。具体的には、自分が作成したプロダクトや自分の提案した意見がそのまま成果物になるときや、訴訟においてクライアントから受領した資料の中から、自分が選定したものを裁判所に提出するときにやりがいを感じます。これまで司法試験に向けてしてきた勉強や、修習との違いかと思いますが、自分の業務が少しでもクライアント、ひいては社会の役に立っていてほしいなと思っています。

若手が活躍し、成長できることが弊所らしさだと感じています。弊所では、弁護士同士の議論の時間が重視されており、1年目の弁護士の意見であっても丁寧に耳を傾けてくれる風土があります。入所当時は、修習生気分が抜けず、主体的に案件に関わるというよりも、教えてもらいながら進めていくという意識でした。しかし弊所のような環境に身を置く中で、少しずつではありますが弁護士としての自覚を持って業務に携わることができるようになってきたような気がしています。また、1年目ながら証人尋問の主尋問を経験させてもらえたことがとても印象的でした。尋問事項をつくるだけではなく、実際に自分が尋問をするということで、事前の準備にもより主体的に関わることができました。加えて、証拠の示し方や質問の仕方といった実務的なことも勉強になりました。尋問に関しては、訴訟案件を多く扱っている弊所ならではのノウハウが蓄積されています。準備の過程でチームの先生方から作法やポイントをたくさん教えてもらいました。当日はとても緊張しましたが、大変貴重な経験となりました。

牛島総合法律事務所は、主体的に案件に関わっていく中で、自分の興味のある分野を見つけることができる事務所だと思います。そして、企業法務を扱う事務所の中でも、訴訟・紛争案件を扱うことが多い事務所なので、「企業法務の中でいろいろな分野の案件を経験してみたい」「弁護士になるからには訴訟・紛争案件を一度は経験してみたい」という方にぴったりな事務所なのではないかと思います。また、職場は一日の大半をすごす場所になると思うので、事務所を選ぶ上では仕事の内容だけではなく、執務環境や雰囲気が自分に合うかどうかも大切なポイントだと思います。少しでも牛島総合法律事務所に興味を持っていただけたら、ぜひ説明会やインターン等に参加して、雰囲気を感じてみてください。

2022年1月時点の情報です。